ADHD、いつも時間が足りなくて頭が大混乱

ビジネス書

『神時間力』(星渉)

ADHDの人の読みやすさ ★★★★☆(4.0)
ADHDの人へのおすすめ度 ★★★★☆(4.0)
引き込まれ度 ★★★★☆(4.0)
役に立った度 ★★★★★(5.0)

 

気軽に読めて、時間の使い方を真剣に考えるきっかけになる本

この本は、「時間の神」が時間の使い方を教えてくれる、物語形式になっています。

悩める現代人の人生を激変させる内容になっていて、とても面白くて引き込まれます。

大事な箇所には赤ラインが引いてあるので、そこを読むだけでも、大体の内容がわかるので、とても親切な本です。

読み終わった頃には、今までの自分の時間の使い方を後悔してしまう事もあるかもしれません。

でも今後はムダな時間をできるだけ無くし、人生で得たい事のために時間を使おう。

心からそう思わせてくれる一冊です!

いつも時間が足りなくて、焦って頭が大混乱

私は、子供の頃から要領が悪く、何をやるのも人より時間がかかります。
そのせいでいつも時間が無くて、なんでもギリギリが当たり前。

仕事や家事もやらなきゃいけないとわかっていても、後回しにしてしまう傾向があるので、ギリギリになって焦ってやる事になり、頭が大混乱してミス連発したりしてます。

さらに、少し前までマルチタスクは良くないという事を知らなかったので、同時に複数の事をやろうとして、結局できなくて、やり直しになり2度手間になる事も多いです。

そんな大混乱状態から抜け出す技を『神時間力』を読む事で、いくつか知ることができました。

 

『神時間力』から学んだ時間との向き合い方

人生で得たい結果を決めると、時間の使い方が明確になる

時間は無限ではないとわかりつつも、目の前のタスクをこなす事に精一杯になっていました。それでは、何か得たい結果があったとしても、得ることはできないですよね~。

まずは、得たい結果を決めることによって、意味のない事に時間を使うのがもったいないと感じるようになる。

 

今まで思いついたことを何も考えずにやってたな~。

ブログを書く時間や、ジョギングする時間がもっと欲しいかったけど、スマホに時間吸い取られたりしてた・・・

 

ついやってしまうダラダラスマホ。

我に返ったときは後悔しかないですよね。
もっと得たい結果のために時間を使って、人生の満足度を高めていきたいです。

お金の無駄使いには気づいても、時間の無駄使いには気づきにくい

本書では、得たい結果につながらない多くのムダな時間を、意味ある時間にするための以下の「神ワザ・4ステップ」をおすすめしています。

① 得たい結果につながらないムダなにしてしまっている時間を書き出す
② ①の1日に使っている時間を大体でいいから計算する
③ それが1週間、1か月でどれくらいの時間になっているか計算する
④ それだけの時間があったら何ができるか考えてみる

さっそく、やってみました。

  1. 1日にだらだらとインスタを見てる時間
  2. 平均52分
  3. 1週間で364分
  4. 1ヶ月で1560分!26時間もムダにしてる!!

 

とてもショックだし、なんだかゾッとしてしまいました。ほんともったい・・・

 

時間イコール自分の残りの人生でもあるのに、どうでも良いことにこんなにも時間を使ってたなんて。

ひたすらインスタを見たところで、3時間後にはほとんどの内容は忘れるし、特に得るものはありません。

時間は資産である。運用の仕方で得られる結果が変わる

時間=資産 何となくわかってはいたものの、はっきりとこの事に気づかせてもらえて、本当に良かったと思います。

今後はしっかりと時間を運用して、良い結果を得られる人生にシフトして行きたいです。

改めて、お金の無駄使いには気づいても、時間の無駄使いには気づきにくいんだな~と実感しました。

 

時間を確保するには「いつやるか」を決める

時間を確保する方法として、「神時間力」には、「いつまでにやる」のではなく、「いつやるか」を決めることが大事と書かれています。
「いつやるか」を決めてないから、ギリギリになって焦る。

○月○日○時に何をやる!という風に日時を決めると実効性が増し、ムダのない時間の使い方ができるようになるそうです。

これは目からウロコのやり方でした。

私は「いつやるか」を意識するようにしただけで、スマホとの付き合い方が変わり、前よりも満足度の高い時間の使い方ができるようになってきました。

 

終わりに

「神時間力」を読むまでは、「ああ、また今日もダラダラしちゃった・・・」と思う事ばかりで、そんな自分の事が嫌でした。

私はアラフォーなので、自分に残されている時間は、自分が思っている以上に少ないかもしれません。

しかし、「何をいつやるか」この事をしっかり意識する事によって、前よりもやりたい事をやる時間が確保できるようになりました。

スマホや気の進まない人付き合いなどに費やす時間も減り、もっと自分の人生で得たい事のために時間を使えるようになれる。

時間の大切さを知って、人生を良い方向へ導いてくれるパワーのある本でした。

 

 

 

 

 

 

 

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